2日続きの雨。今日は休暇を取ったため、息子を幼稚園に送りに行きました。
歩いて道行く途中、秋のこの時期は、道端に思ったよりもたくさんの花が咲いていることに気付きました。雨が降ると景色が霞みますが、光が強くない分、足元に咲いている花は鮮やかさを増します。しっとりと濡れた緑の中に色とりどりの花がちりばめられた様子は、10年ほど前によく歩いていた高山のお花畑を思い出させます。
足元の小さな花を楽しむには、車はおろか、自転車のスピードでさえも速過ぎます。地元の自然を好きになるためには、ゆっくりと歩いてみるのが一番ではないかという気がします。
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夕方近く、掛川の隣りの森町と袋井市の間にある葛城・北の丸まで車で買い物に出掛けた帰り、雨の上がった前方の空に架かった大きな虹が視界に入りました。東の空にはくっきりとした虹、西の空は真っ赤に染まった夕焼け。ハンドルを握りながら、左右の景色が気になって仕方がありませんでした。掛川に引っ越してきてから、最も美しい風景だったように思います。